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広告会社勤務のかたわら、寸暇を惜しんで沖縄から北海道まで満開の桜を訪ねたことで知られる。
一句を「俳句修行」と称する花行脚のお守りとした。
句集刊行を出版社に迫り、解説にこう書いた。
「句の力に年を重ねるほどに圧倒され、『気』を授けられています」
作者は世に問うつもりで句作に励んだわけではなかった。
本人の言葉によれば「時としてひょろりと出てくるもの」を書きためたものだ。
実際、多いとはいえない句は手習いの趣がある。
1980年代半ばに刊行された唯一の句集『天』も北九州の俳人、穴井太が強引に編んだ。
きっかけは、たまたま新聞に載った次の句。
祈るべき天とおもえど天の病む
水俣病犠牲者を鎮魂し、神々は「ついいましがたまで在った」との無念を詠んでいた。
『天』の作者後書きによると、穴井はあるときこう訴えてきた。
「もう道子さん、お覚悟召されよ」
表題の「泣きなが原」は九重高原の薄(すすき)原の名だという。
その幽遠さにひかれ、他に例のない句作が始まった。
全句集の後書きでは、自句をこう評した。
「もともと独り言、蟹(かに)の吐くあぶくのようなもの」
最後は“旬”な「ダレスバッグ」に関する情報です。
ダレスバッグ
次にご紹介するのは、今、あまりにも人気があり過ぎて、なかなか手に入れることができない【ココマイスター】です。
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このブルームは、使っていくうちにだんだん革に馴染んでいき、やがて、革独特の経年変化をもたらし、高級感漂うアンティークな雰囲気へと変貌していくんです。
このバッグ、ありがたいことに【大峡製鞄】に比べたら、かなりリーズナブルな値段に設定されています。
ですが、残念なことに、いつチェックしても売り切れているんです。